【人気メディアになる2つの要素】鮮度の高い情報をエンタメ加工せよ

【人気メディアになる2つの要素】鮮度の高い情報をエンタメ加工せよ

【人気メディアになる2つの要素】鮮度の高い情報をエンタメ加工せよ

私が刺激を受けた情報などをメモした記事です。

ウェブメディアの企画・構築から運用をされている、ターゲッティング社の藤田 誠氏(現在はパシフィック・コミュニケーションズ株式会社の代表取締役)の記事が偶然目にとまりました。

事業構想大学院大学が運営する「事業構想」サイトに掲載されていたものです。2014年11月の記事なので、少し古いですが、当たり前のことを、きっちりやることを再確認させられましたので、そのエッセンスを紹介しておきます。

現在。藤田 誠氏は「INCLUSIVE株式会社グループ」の戦略PR&ADエージェンシーとして「パシフィック・コミュニケーションズ」を率いてコンテンツプロデュースをされていますので、さらに調べて掘り下げてみようと思います。

 



 

 

企業支援のウェブメディア提案で実績を積み上げる

藤田 誠氏が率いていたターゲッティング社は、『NEWSポストセブン』、『ニューズウィーク日本版』、『Sportiva』など数多くのウェブメディアの収益化を手掛けていたそうです(現在は不明)。

 

私の体感ですが、ネット初期段階は「自社サイトを持つことが基本」でしたが、自社ブランディングのためのコンテンツ作りが注目されるようになったの2005年前後だと思います。

 

なぜそう感じるかというと、その当時には私にもコンテンツの協力依頼がかなり来ていましたから。

※私は紙媒体路線に固執したこと、さらにイベントの宣伝を目的にしたので、コンテンツ協力は完全に無料でやっていました。これは大失敗でした。ここで意識をチェンジしていたら、先行利益を上げられていたことでしょう。

 

それはともかく、時代は紙から移行し、ネットとなりました。今後のことはともかく、現在は、個人も企業も同じ土俵で戦うウェブメディア戦国時代となりました。

しかし、現時点で単なる会社紹介サイトで足踏みしている企業も非常に多いです。

今後の企業や個人の生き残りのカギは、情報発信のメディアをどう考えるかが左右するでしょう。

二番煎じにはなりますが、私もそういった企業のメディア戦略のお手伝いをしたいとと思っています。よかったら、お問い合わせからメッセージください。

話がだいぶ横道にそれました。本題である「儲かるメディア」についての指針を紹介します。

 

 

 

「儲かるメディア」の3原則

藤田氏によると、「儲かるメディア」の3原則があるようです。そのエッセンスは、つぎのとおりです。

 

「儲かるメディア」の3原則

(1)ユーザー主導
完全にユーザー至上主義のコンテンツ作りを意識し、その基準はPVで計測する。

(2)広告主が喜ぶ内容
広告収益を揚げるために基本。ネットならではの機動性展開(低コスト・スピード)。

(3)自分らしさ
属性やターゲット、方向性を明確にして、ファンを増やす。

さらに「編集長に権限を与えすぎると好きなことをやってしまい、広告に権限を与えすぎるとPR的な記事ばかりになってしまいます。プロデューサーが編集と広告の両方を見る体制にし、成長のフェーズに応じて、それらの比重を変えていくことが必要です」 と話しています。

引用:「儲かるメディア」のつくり方 収益最大化の3原則とは?(事業構想)
https://www.projectdesign.jp/201411/mediaventures/001689.php

 

ザックリと自分の言葉に変換した形で記事のエッセンスを紹介しました。

 

PVをもっとも大切に考えるというのは、非常に重要です。紙媒体などで培った「こだわり」は一旦横に置いておかないと、現在のウェブメディアで成功するのが厳しいことがわかります。

 

これはYouTubeなども同様です。

とにかくアクセス数が正義です。数字がすべてです。

これは数字がブラックスボックスだった時代ではないからです。完全に情報が透明化され、誰でも可視化できる状況になっているからです。

 

藤田氏は「100万PV、30万UUぐらいのユーザーがいないと、マネタイズは始まりません。さらに300万PV、100万UUぐらいの規模になれば、広告代理店の社員が『見たことがある』と言うようなメディアになります」と語っています。

 

まずは最低でも100〜300万PVの結果を出すしかありません。

 

もし「こだわり」があるならば、PV数と折り合いをつけていかないと、発信すること自体が無意味になってしまう時代です。

 

 



 

 

これからは「メディアの6次産業化」?

藤田氏は「メディアの6次産業化」を主張しています。

 

「コンテンツを提供するだけの1次産業、ポータル化やキュレーションサイトの運営などの情報の加工を行う2次産業、さらに3次産業としてサービス産業、例えばユーザー情報の活用やブランディングの支援など、PR会社が行っているような業務も担う。

メディア企業は、ユーザーとコンテンツを関係させたコミュニケーション事業(6次産業化)ができます」

引用:「儲かるメディア」のつくり方 収益最大化の3原則とは?(事業構想)
https://www.projectdesign.jp/201411/mediaventures/001689.php

 

「6次産業化」はともかく、メディアと広告会社の合体……わかりやすくいえば、「電通」的な事業が誰にでも切り開ける可能性があるということだと思います。

 

 

 

自分自身もコンテンツにしたメディア展開も必要か

YouTuberなのは、まさに自分自身もコンテンツにした収益方法ですね。

これからは、好みに関係なく、会社の中の人も表に出ていくことが必要なのかもしれません。

たとえば、ひとつの理想として「岩下の新生姜」の岩下和了社長(https://twitter.com/shinshogaなどは、ひとつの理想形態だと感じています。

 

以上、藤田 誠氏の記事から発展したお役立ちメモでした!

 

この記事を書いているのは、私です。よかったら面白いこと一緒にやりましょ! 企業プロデュースのお手伝いをぜひしたいです!

 



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